生活感があるのにちょっと素敵に。インテリアと収納、どちらも叶えたい人が意識するといい3つのコツ

お気に入りのものや道具を、ただしまい込むのではなく「インテリア」として楽しみたい!
そんな暮らしに憧れはあっても、「なんだかごちゃごちゃして見える」「生活感が出すぎてしまう」と感じたことはありませんか?
「暮らしEDIT」のブログにご訪問ありがとうございます。
がんばらなくても、ちょっと素敵に。
苦手だからこそ、優しく整える、ライフオーガナイザーのきづきともこです。
片づけ下手でも自信がもてる、空間と時間の整え方をお伝えしています。
収納の方法のひとつに、「見せる収納」があります。
「見せる収納」は、「置くだけ」「入れるだけ」とアクション数が少ないので、出しっぱなしやちょい置きしがちといった、片づけが苦手な人におすすめの方法です。
けれど、この「見せる収納」、空間がごちゃごちゃしたり生活感が出すぎてしまう原因にも。
そこで、今回は、私自身が意識している、生活感をほどよく隠すインテリアと収納のコツをお伝えします。
1. 「見える場所」の色数は3色以内に絞る
「見せる収納」がごちゃついて見える原因のひとつが、「色の多さ」です。
目に見える場所に出しておきたいものは、カラフルすぎるとまとまりがなく、雑然とした印象になりがちなので、色の統一感が大事。
私が意識しているのは「見える場所の色の数は3色までに絞る」というルール。
たとえば、わが家はインテリアのベースが白とダークウッド、アクセントは黒、というように。
キッチンも見える場所に出しておくものは、空間に馴染む色を選ぶようにしています。
ステンレスやガラス素材も馴染むので、そういった素材の食器やキッチンツールも「見せる収納」に。

逆に、色をそろえられないものは、引き出しや扉の中へ。
カラフルなマグカップや和食器は引き出しへ収納しています。

洗面所のタオルは、色を揃えてオープン棚に並べていますが、カラフルなスポーツタオルやカラーが揃っていないタオルは引き出しの中へ。
見える場所のカラーを決めておくだけで、自然と統一感が生まれます。
片づけが苦手な人は、「見える場所」に置くものの色を揃えるだけで、見た目と機能性の両立が叶いやすいです。
2. 収納用品は「インテリアの一部」として選ぶ
「見せる収納」に欠かせないのが、収納アイテムの「見た目」も意識すること。
収納用品と聞くと、真っ白なプラスチックケースやファイルボックスを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、見える場所には「インテリアに馴染む素材」を選ぶのがおすすめです。
わが家では、木製の引き出し、ラタンやスチールのかごを使ったり、プラスチックケースやファイルボックスはインテリアカラーの黒を選ぶといったように、空間の雰囲気と相性がいい素材や色を選ぶようにしています。

ざっくり収納ができるかごや、いろんな用途で使いまわしが効くファイルボックスは、片づけが苦手な人にもおすすめアイテム。

インテリアに合わせて、片づけやすい収納アイテムを選ぶと、ごちゃごちゃした見た目や生活感はぐんと減ります。
3. 飾り棚やカウンターは「全部を飾らない」
お気に入りの雑貨や植物、写真…と、ついあれもこれもと飾りたくなりますが、飾る場所には「余白」を残すのがコツです。
全部を飾ってしまうと、視線の行き場が分散して、せっかくのインテリアも雑多に見えてしまいます。
私が意識しているのは「飾るのは3割、スペース7割」。残りのスペースをあけることで、飾ったものが引き立ち、空間にリズムが生まれます。
まずは飾りたいものを決め、次に余白のスペースを確保、それ以外のものは扉の中へ片づけます。

扉の中や収納内にものが入りきらない場合は、ものを持ちすぎていると考えます。
まずは素敵空間を作り、その空間を保つために、限りある収納の中をうまく使おうと考えると、ものの整理のタイミングも逃しません。
出しすぎてごちゃごちゃしていると感じたら、その場所に近い収納内をぜひ見直してみてくださいね!
片づけが苦手だからこそ、上手に「見せる」
「見せる収納」のコツを取り入れると、全部をしまい込まなくても、ラクに出し入れできる片づけやすい空間が叶います。
「出しっぱなしやちょい置きしても、ごちゃごちゃ見えない色選び」「インテリアに合わせた収納用品選び」「余白から考える収納場所の使い方」この3つのコツを取り入れて、片づけが苦手でも、ちょっと素敵な空間づくりを叶えていただけると嬉しいです。
「わが家は何でごちゃごちゃしているの?」客観的な意見が聞きたい人は、個別相談からお気軽に相談してくださいね!

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