冷蔵庫がごちゃごちゃする悩みは「乱れても戻せる」で解決!プロの私が手放した収納完璧主義

冷蔵庫の片づけを久しぶりに行いました。
「暮らしEDIT」のブログにご訪問ありがとうございます。
がんばらなくても、ちょっと素敵に。
苦手だからこそ、優しく整える、ライフオーガナイザーのきづきともこです。
片づけ下手でも自信がもてる、空間と時間の整え方をお伝えしています。
実は私、冷蔵庫ってすぐ乱れてしまうタイプなんです。
「プロなのにこんなことでいいの?」と思うこともありますが、今は「できない自分」にも寄り添いながら、工夫を重ねています。
今日は、そんな私が続けられている冷蔵庫収納のポイントと、「乱れても大丈夫」と思える考え方をお伝えします。
理想と現実のギャップに悩んでいた
実は、先月末に家族全員でインフルエンザにかかったということもあり、非日常の食生活を余儀なくされ、冷蔵庫はあっという間に乱れてしまいました。

理想は、「常に在庫が把握できていて、どこに何があるか一目でわかる」冷蔵庫。
でも、生活に余裕がなかったり、疲れていると、買ったものやもらい物を空いた場所にポンポン入れてしまったり、上に重ねてしまったり。
そして、一度乱れ始めると、気持ちも緩んでどんどん庫内は乱れて、気持ちもモヤモヤストレスを感じるようになってしまうんです。
それでも、前よりできるようになったこと
それでも、前よりできるようになっているところはちゃんとあります。
例えば冷蔵庫。
ご飯セットやパンセット、卵や味噌など、定番のものは定位置を固定しているので、乱れることはありません。

乱れやすいのは、残り物やもらいものなど、イレギュラーなもの。
それらは「透明の浅いトレー」を使って見えやすくすることにより、「乱れサイン」に早く気づけるようになりました。

結果、以前よりだいぶ食品ロスは減っています。
それから、冷凍庫。
4年前に冷蔵庫を買い替えてから容量が減ったため、違うタッパーを買ったり、ジップロックを使ったりと、ちょうどいい方法をあれこれ模索していましたが、結局以前の冷凍庫でうまくいっていた「薄型のタッパー」を使って立てて収納することに。

やっぱりこれが使いやすい。お肉や魚などを冷凍するときに、食材が埋もれなくなりました。
ちなみに野菜室は、まだこれといった埋もれない方法が見つかっていません…。

野菜はいただくことが多いので、自分で量や種類を調整するには少し難易度が高くて。
今後の課題として、重ねない仕組みを考え中です。
乱れたらリセットすればいい!
私なりに収納の工夫をしていても、やっぱり暮らしの状況によって、冷蔵庫は乱れます。
でも、今は「完璧をキープするのではなく、乱れてもOK」と思えるようになりました。疲れているときや、余裕がないときは仕方ないですもんね。
その代わり、「見える化」していることで「乱れに気づきやすくなっている」から、元気が出たタイミングで「全部出してリセット!」とやり直すようにしています。

冷蔵庫は、自分の中身とリンクしているなぁとすごく感じます。
冷蔵庫が乱れてきたら「私余裕ないな」と気づくサイン。
ちょっと余裕が出てきたら、早めに冷蔵庫の整理をするのがおすすめです!
冷蔵庫の中が把握できて、これから食べるものだけに整うと、頭の中もさらにすっきりして「今晩これ作ろう!」と元気が出てきます。
食材の買い出しでも、余計なものを買わなくて済むし、手をかけて作ったご飯は、気持ちまで満たしてくれるので、モヤモヤが解消されるどころか、すごく前向きな気持ちになっていたりします。
これが片づけのすごいところ。
冷蔵庫の収納は「ずっときれいをキープ」という完璧な理想を目指すと、私にとってはちょっとしんどいことでしたが、「乱れても戻せる」と考えることで、今の私にはこれが今の私に合う「仕組み」なんだと思います。
片づけのプロとはいえ、私自身も、いまだに完璧ではありません。
それでも、少しずつ自分に合った仕組みを見つけながら、無理せず整えることを続けています。
全部出して整理する方法や、利き脳タイプに合わせた収納のコツは、講座でもお伝えしています。ぜひヒントを受け取りに来てくださいね!
▽キッチンの片づけ収納についてはこちらの記事も参考に





