買い物の失敗から学ぶ、専用のものを買わない理由
「これを使うことで理想の暮らしが叶う」と思って購入した専用の道具やグッズ。でも、いつの間にか使わなくなり、クローゼットや棚の片隅で眠っている…。
こんな経験はありませんか?
私自身も、そんな買い物の失敗を繰り返してきました。
数か月、数年使う中で「なんか違う」と薄々感じ始め、寝かせる月日が長くなり、最終的には手放す、ということをやってきました。
そのたびに感じたのは、「どうしてもっと慎重に選ばなかったんだろう」という気持ちと、使いこなせない自分への悲しみ、手放すことへの後ろめたさです。
専用のものを買う=未来の自分への期待
初めて使うようなタイプの専用のものを買うとき、私の心の中にあるのは、「これを使って理想の丁寧な暮らしをしたい」という未来の自分への期待です。
例えば、何年も前に買ったホームベーカリー。だんだん使わなくなり、その後何年も手放せませんでしたが、昨年手放しました。
年末にも、1年しか使っていないキッチングッズを手放しました。
▽この時紹介したこちら、無理して使っていましたが最終的にパッキンの汚れを理由に手放しました
「これがあれば、私もそんな素敵な生活ができる!」とワクワクして買ったものなのに、どうしてこんなことが起きるのでしょう…。また反省…。
せっかく買ったのに使いこなせない心苦しさ
そのグッズを手に入れて、理想の暮らしが叶っているうちは楽しいのですが、やっぱり新しい習慣に慣れるまで意識し続けられない時や、使うのがめんどうになる時があります。
そうやって、使っていないグッズを目にしながら、私はこんな気持ちになっていることに気づきました。
「せっかく買ったのに使わないなんて、自分はだらしない…」という、自分を責めているような気持ちです。
別に、専用のグッズなんだから毎日稼働していなくても問題はないかもしれません。
ですが、「理想」を描いていた私にとっては、「思ったほど使えていない」という現実とのギャップに苦しくなってしまうようです。
いろんな用途で使えるものを選ぶと決める
「理想」に合わせて専用グッズを取り入れることは、悪いことではありません。
ですが、「理想」の使い方に慣れるまでは、時間とちょっとした努力が必要になりますね。(これに疲れてしまうお年頃…)
なので最近私は「なるべく専用のものは買わずに、いろんな用途で使えるものを選ぶ」という考え方を、より心がけようと強く思っているところです。
そうすることで、「使わないものを持っている」「使える自分にならなくては」という心の負担が無くなります。
さらに、ものを増やしすぎることもなくなり、専用の収納スペースも必要なくなります。
いろんな用途で使えるものは、稼働率も高く、「使っている!」という実感も継続して感じることができるので、そういうものを選びたいんだと、改めて感じました。
もちろん、専用のものが必要な場合もあると思います。ただ、その場合でも本当に必要かどうか、自分の生活スタイルに合っているかをじっくり考えることが大切だと思います。
買い物は私たちの生活を豊かにしてくれますが、自分の特性を理解し、慎重にもの選びをしていきたいものですね!
そんな「ものの買い方」にスポットを当てた片づけレッスンを、2月のRoom with内で開催します。
担当講師はのりこちゃんです。
私も、過去の買い物の失敗をたくさん思い出してシェアしますので、気になる方はぜひご参加くださいね!
いっしょに、ものの買い方から見直していきましょう!
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