「片づけたい」のその先は?見失っていた片づけの目的がライフオーガナイズを通して見えてきました

世の中の片づけブーム。
雑誌にも、毎月毎月「片づけ」特集が組まれるほど、片づけへの関心は、途切れる気配がありません。
なので、なんとなく「私も(わが家も)片づけなきゃ」と思っている方も多いのではないでしょうか。
私が片づけを始めたきっかけと、見失っていた目的
私が「片づけたい」と思ったきっかけは、最初は部屋の見た目をスッキリさせたいという思いからでした。
インテリア雑誌を見ることが大好きで、「素敵だなぁ」と別世界のように見ていたところ、主婦ブロガーさんのお宅をネット上で見るようになり、「同じ主婦でも、こんなに美しい部屋に暮らしている人がいるんだ…!」と衝撃を受けたのがきっかけです。
しかし、わが家は1か所収納を整えても他の部屋が散らかっていくし、収納内がキレイになっても、部屋はすぐに散らかる…。

いい感じの美しい収納を作ってみたところで、結局日々散らかるのをがんばって片づけないと、全然素敵に暮らせない自分にモヤモヤするようになりました。
「こんなに毎日がんばって片づけないと、理想のお部屋にならないなんて、しんどい…。何かがおかしい」と思いながら過ごす中でライフオーガナイズに出会います。

片づけや収納を整えることは、単に空間の見た目を整えることではなく、暮らし全体を快適にする、あくまで「手段」であると気づいたのは、その頃です。
収納内を片づけているつもりなのに、いつまでも部屋がすっきりしなかったのは、「素敵なお部屋と自分や家族にとって快適な暮らし」の、「自分や家族にとって快適な暮らし」の部分がすっぽり抜けていたからだったのです。
年々変わっていく、私の片づけの目的
「お部屋の見た目」だけでなく「暮らし方」も片づけの目的になってから、「私や家族の快適ってどういう状態だろう?」と新たに考えるようになりました。
「見た目」だけを求めていた時は「なんですぐに散らかるの?!私ってダメなんだわ…」「なんで家族は片づけてくれないの!?」と不快感&不満だらけでした。

だけど、「私と家族の快適」を求め始めると
「片づけやすい、ラクな収納にしよう!」「ものの把握がしやすいように、全体量を減らそう!」「家族にも分かりやすい方法にしよう!」「定期的に見直せば私でも把握できる!」
と、ものの持ち方や収納の整え方の基準がどんどんでき、気持ちもラクになっていったんです。

自分のことを知り、家族のことを知ることで、どんどん片づけの苦手意識やしんどさがなくなっていきました。
むしろ、片づけを通して自分や家族のことが分かることが、すごく楽しくなりました。
そのうち、さらに気づいたことがあります。
それは、「片づけ」が「時間」の余裕と「気持ちの余裕」をもたらしてくれ、そこに私は価値を感じ始めているということです。

日々の生活に追われないようになると、気持ちにも余裕が生まれます。
気持ちに余裕があることで、好きなことに没頭できたり、家族とリラックスできたり、急なお誘いにも対応できたりしています。
この心の安定が、私にとってすごく心地いいんです。
半日かけて片づけた頃、気持ちが不安定だったのも納得です。
私が片づけたい目的が、どんどん明確になり、変わっていくことも楽しめるように。
今の片づけの目的は、50代までに暮らしを整えること
最近は、健康の大切さも気になるようになりましたし、特に50代までに身の回りを整えてシンプルにしておきたいと考えるようになりました。
健康のための運動の時間も必要だと考えると、いつまでも片づけばっかりしていられません(ま、片づけもいい運動になるけど 笑)

これからの人生をより快適に過ごすために、不要なものを手放し、本当に必要なものだけを残すことで、より身軽に、大事にしたいことに時間を使って生きられるのではないかと思うのです。
片づけは、単に「見た目を整える」ためだけではなく、未来の自分の暮らしをより良くするための大切なプロセスだと今は思うようになりました。
私自身、まだまだ、整理ができていないもの、仕組化できていないものもありますが、時間や気持ちに余裕を持ち、健康を意識しながら、これからの暮らしを心地よくしていきたい。
そんな「私の暮らしや人生に寄り添う片づけ」を、これからも続けていきたいと思っています。
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