すっきりした部屋で過ごしたい!
でも、すぐに散らかって、いつも片づけなきゃと思っている、
そんな状態だった私は、いろんな収納方法をリサーチして、試して、
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありました。
のちに、ライフオーガナイズを知り、
うまくいった収納方法には共通点があった、と気づいたので、
今日はそのことについてご紹介しようと思います。
減らすのは、ものでなく手間
まずは、ものの量について。
以前は、とにかく、片づけ=ものを減らす、と思っていました。
実際、ものが減ると、ラクになります!
でも、減らしていくと、ラクになったものもあれば、「物足りないな…」と思うものもあったんですね。
ものの量が多いか、少ないか、これは問題ではなかったんです。
減らすべきは、ものでなく管理の手間。
ものは、持っていると管理しないといけないので、
持っている事で自分が幸せで、量を把握できていて、管理もできるなら持っていていいんですよね。

逆に、持っていることで手間がかかって、それを億劫に感じているなら
手放すことで得ることの方が大きいと今は思ってます。
掃除の手間、取替えの手間、出し入れする手間、保管する手間。
明らかに、使わなくなって、管理の手間だけかかっているものは、
処分しても大丈夫、と思えるようになりました。
不思議なことに、手間を減らすを意識すると、ストレスなくものも減っていきました。
手間がかかっても持っていたい、と思うものは、本当に好きで必要なもの。
よく考えたら、散らかりがちなものって、あまり大事じゃないものなのかも~。
手間がかからない収納方法にする
次に減らしたのは、片づけるときの収納の手間です。
以前は、外からごちゃごちゃ見えないように、中もきっちり仕切って分かりやすく、
そうすることで、家族にも分かりやすい収納になる!すっきり片づく!と思っていました。
でも、わが家の場合、そうではなかった~。
人によってこの方法が、合う、合わないがあるのです。
※詳しいことは、こちらでお話しています→利き脳片づけ®収納術講座
複雑な、パズルのような収納より、場所は決めてあっても、方法はざっくりがよかった!
とにかく、かんたんに。
ものの出しやすさより、片づけやすさ、戻しやすさを意識しだして、
家族が片づけられるようになりました。

ぽいっと放り込んで戻すだけ、くらいなら、5分もあれば部屋中片づきます。
子どものおもちゃなども、放り込むだけなので、秒で片づいてます(笑)
視点は、ものや空間でなく、人
以前の私は、見ている方向が「もの」や「空間」だったんですね。
ライフオーガナイズの考え方は、いつも主役が「人」なので、
自分や家族にフォーカスするようになったら、私にとってのキーワードは手間でした。
自分の好きなことは、わりとはっきりしているので、好きな事には手間をかけることができます。
でも、たくさんのものやことを一度に管理できるようなキャパはない、と自覚しているので、手間がかかっていやだなと思うことを取り除いていきました。
世の中には、ものを手放す基準や、収納術など、たくさんの情報があふれていますが、自分が快適だと思う方法は、自分で決めていい!
そう思うと、いろいろ吹っ切れて、自分らしい片づけができるようになり、「片づけなきゃ」から解放されたように思います。