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「どこから始める?」「何から始める?」無理なくクローゼットを片づける方法となかなか進まないときに意識するといいこと

きづきともこ
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今回は、クローゼットを見直す時に、「何から始めたらいいんだろう…?」という方に、見直す手順やポイントをまとめました。

気候もよく、秋冬物も気になり始める時期なので、クローゼットを片づけたい方の参考になると嬉しいです。

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片づけの基本の流れ

  1. どんなクローゼットにしたいか明確にする
  2. 要る要らないを分ける(整理)
  3. 要る服を取り出しやすく収める(収納)
  4. 選びやすさ、戻しやすさ、着る頻度など観察

①どんなクローゼットにしたいか明確にする

片づけなきゃ…、整理しなきゃ…、と思ってもなかなか行動に移せない、ということはありませんか?

また、「やろう!」と思ってクローゼットに向かうも、「で何からやればいいんだろう?」と固まってしまう、ということはありませんか?

片づけに取りかかる前に、おすすめなのは「思考の整理」です。

  • 何のために片づけたいのか?
  • どうなったら嬉しいのか?
  • どういうものの持ち方をしたいのか?

まずは、ここを考え、自分軸を明確にしていきます。

今回はクローゼットなので、「理想のクローゼットはどんな状態?」「今のクローゼットはどういう状態?」「何に困っている?」「何が多くて何が足りない?」こんなふうにご自身に問いかけてみてください。

片づけは、「理想」と「現実」のギャップを埋めていく作業となります。

片づけで何をすればいいか、は人によって違います。

まずは自分の望みを知ることからスタートです。

▽紙に書き出してみるのもおすすめ

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②要る要らないを分ける(整理)

現状把握で、「洋服が多いと感じている」「どんな洋服を持っているか把握できていない」「本当に必要な洋服に絞りたい」そう感じている場合は、「整理」に進んでいきます。

クローゼットの片づけをしたい方は、ほぼほぼ当てはまるのではないかと思います。

「整理」とは、要る要らないを分けていくことです。

この時に、①で明確にした自分軸に従って分けていきます。

よくお悩みで伺う「服はたくさんあるのに着たい服がない」という場合は、整理の基準が「着たいかどうか」でなく「着れるかどうか」になっていることが多いです。

この時点で、自分軸から外れる服は、思い切って手放したり、買い替えてアップデートさせるなど検討するといいと思います。

③要る服を取り出しやすく収める(収納)

要る服が把握できたら、収納していきます。

数が減るだけで、洋服の出し入れがしやすくなると実感されると思います。

それでもちょっと使いづらいな…と感じることがあれば、どんな方法だったら出し入れしやすいんだろう?と考えてみます。

  • 引き出しに戻すのが面倒だったらメインは掛ける?
  • 引き出しの中を仕切ってみる?仕切外してみる?
  • ハンガー揃えてみる?収納ケース変えてみる?
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毎日のことなので、意外と大事。

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④選びやすさ、戻しやすさ、着る頻度など観察

着る服を選んで、収納方法を考えたら、あとは経過観察です。

今までたくさん考えて、手を動かして、収納方法も考えてきました。

でも、それが正解かどうか分かるのは、実際に出して、着て、洗濯して、戻して、を何回も繰り返してみてからです。

しばらく様子を見る時間を取って、観察してみるのも大事です。

片づけるときのコツ

基本の流れに沿って片づけるのは、とても大変で大がかりなことです。

でも、理想のクローゼットにするために、この流れがとても大切になります。

そこで、片づけを進める際に気を付けるといいことや無理なく進めるコツもまとめてみました。

  • 小さい場所、カテゴリーから始める
  • 同時に行わない
  • 完璧を目指さない

①小さい場所、カテゴリーから始める

洋服の要る要らないを分ける整理をするときにおすすめなのが「全出し」です。

片づけサポートでは本当に全部出しますが、ご自身でされるときはなかなか難しいと思います。

なので、おすすめは、小さな場所から少しずつ全部出してみる、ということ。

「今日は引き出しひとつ」とか、「今回は春物のトップスだけ」とか。

物量や時間によってできる範囲で進めていくといいと思います。

②同時に行わない

片づけ初心者さんにありがちなのが、「思考の整理」を飛ばして「ものの整理」を始めてしまったり、「ものの整理」しながら「収納」も同時に行ったり、また、いきなり収納用品を買ったり、ということ。

慣れてないうちは、ひとつづつ目的を意識しながら取り組んでいくと、リバウンドしにくい収納ができます。

「今は、要不要チェックに集中!」「要不要チェックできたから、収納方法考えたりリサーチしたりしよう!」など、今何をしているか頭に置いて取り組むのがいいと思います。

くれぐれも、洋服の整理中に、ネットショップでハンガー探しを始めてしまわないように(笑)

③完璧を目指さない

片づけがなかなか進まない人の特徴として、「完璧主義」があります。

「やるからには、収納用品もばっちり揃えて、見た目もきれいにしたい!」「要る要らないの自分の基準をはっきりさせたい」など理想のゴールはあるものの、「で何からすればいいの…」と身動きが取れなくなっている方も多くいらっしゃいます。

片づけは、テレビのビフォアーアフターのように空間を激変させるものではなく、自分の気持ちに寄り添いながら少しずつステップアップさせていくものです。

迷っても大丈夫、捨てられなくても大丈夫、とにかく向き合うことが大事です。

今日は迷って手放せなかったけど、半年後向き合うと気持ちにケリがつくことも。

また、収納グッズを買い足そうと思っていたのに、ものの整理をしたら、今使っているボックスが空になった、ということもよくあること。

一気に仕上げようとせず、「長い目でみる」ということを意識して、少しずつでもいいので進めていくことが大事です。

ということで、今回は、私が実際にサポートさせていただくときに行っている流れや意識しているコツなどをまとめました。

これからクローゼットを片づけたい方の参考になると嬉しいです。

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記事を書いた人
きづきともこ
きづきともこ
ライフオーガナイザー・インテリアコーディネーター・ライター
夫と中学生の息子、小学生の娘の4人暮らし。 2015年より自宅の暮らしについての収納インテリアブログを始め公式ブロガーに。ライターとしても活動。2020年、40代でライフオーガナイザーとして収納コンサル・講座活動スタート。2023年よりブログのサポート開始。 内向的で直感型。利き脳は右右脳タイプ。
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