頭の中が忙しいと、部屋も散らかる。そんなときの心の整え方とラクに動くための工夫

なんだか考え事が多いときや、気持ちがざわざわしているとき、気づけば部屋も散らかっている。
そんな経験、ありませんか?
自分の状態と空間はリンクしているので、頭の中がごちゃごちゃしていると、目の前のものを整える余裕がなくなり、部屋の状態にも表れてしまうんですよね。
整える余裕はないし、視界に入るものや景色に余計疲れる…
だけど、そんなときに「ちゃんと片づけなきゃ!」と考えると余計にしんどくなってしまいます。
そこで今日は、私が忙しいときの「心の持ち方」と「ラクに動くための工夫」をご紹介します。
忙しいときに心が落ち着く3つの心持ち
忙しい時ほど、ちょっと落ち着くことが大事。私が心がけていることはこんなことです。
1. 「今はそんな時期」と受け入れる
余裕がない時期は誰にでもあると思います。
「また部屋が散らかってる…」と責めるのではなく、「今はちょっと忙しいだけ」と一時的に優先順位が変わっていることをいったん受け止めるようにしています。
忙しい時は目の前のことしか見えなくなりがちですが、「また落ち着くから大丈夫」と長い目で見ると気持ちが落ち着きます。
2. 考えなくても動ける片づけの中で1~2つに絞る
気になる場所を全部片づけなきゃ…と思うと気が重くなってしまうので、そんなときは「考えなくても動ける片づけ」を、最低限できるだけでOKとしています。

「出したものを元に戻すだけ」「落ちているごみを拾うだけ」「溜まった洗濯物と食器を洗うだけ」と、考えなくても動けるレベルの中で1つか2つ選んで、あとは手を抜く自分を許しています。
3. 先に空間を整えると、心も整ってくる
忙しい時ほど「余裕があるときに片づける」という順番でなく、「片づけることで気持ちに余裕を生む」という順番に、考え方を切り替えるようにしています。
ほんの5分でも無心で手を動かして片づけると、不思議と気分がすっきりと変わることがあります。
そのスッキリ感を知っているので、あえて先に1か所でも片づけてみるようにしています。
ラクに動くための行動の工夫
気持ちを整えたら、何か行動に移したいですよね。
忙しい時にラクに動くために工夫していることはこんなことです。
タイマーで5分だけやってみる
考えずに動くために、とりあえず「5分だけ」と決めてタイマーをスタートさせます。

数字が減り始めると、めんどうだった後ろ向きな意識が「時間内にどこまでできるか!?」という前向きな意識に勝手に切り替わります。
脳をだますと、意外と動けちゃうので不思議。
モヤモヤをノートに書き出す
忙しい時は、頭の中にあるタスクをまとめたくて「やる事リスト」を書き出しがちですが、それをすることで余計にやる気をなくしてしまうことも。
なので、同じ「書く」でも、「頭の中のモヤモヤや勝手に湧き出る気持ちをただそのまま文字にする」ということをやっています。

これは、モーニングページの考え方からヒントを得ました。

ただ溢れる言葉を書くだけで、不思議と勝手に今集中すべきことの優先順位が整っていきます。
かんたんな片づけの仕組みにしておく
収納方法や片づけ方を、「忙しい時にでもまわる」レベルにかんたんにしておくようにしています。
これは仕組みづくりの話なので、余裕のある時でないと考えられないのですが。
まだまだわが家も理想の「ラクに片づく」レベルにはなってないので、「忙しい時に散らかりやすいところはどこかな?」と心に留めておくようにしています。
忙しいときに自分を責めるのはやめて、気持ちの持ち方や暮らしの工夫で、軽やかに乗り切りたいですね!
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