頭のモヤモヤを書き出すだけ!余ったノートやリフィルも整理されて一石二鳥の『モーニングページ』の始め方
毎朝、頭の中に浮かんだことをひたすらノートに書くことで、頭の中や心がすっきりするという『モーニングページ』をご存知ですか?
頭の中がすっきりしていて、行動もサクサク進む日もあれば、頭の中がモヤモヤして、思うように動けないという日もありませんか?
手帳好きさんの発信でもたびたび目にしていた「モーニングページ」。
作家兼ディレクターのジュリア・キャメロン氏が、著書『ずっとやりたかったことをやりなさい』( The Artist’s Way)で紹介しているワークの1つで、毎朝、頭に浮かんだことを、感情のまま3ページ書き出すという、思考の整理のためのノート術だそうです。
思ったことを書き留めるだけで、心の奥の感情に気付いたり、新しいアイデアが浮かんだり、モヤモヤする感情の断捨離にもなるとのことで気になっていました。
モーニングページ、大変そう…
モーニングページのやり方はとってもかんたん。
朝起きてすぐに、A4ノートに3ページ、思ったことを書き留めるだけです。
昨日の出来事、心に残っているモヤモヤした気持ち、嬉しかったこと、これからやりたいことや、面倒だなと思っていることなど。
その時に浮かんだ内容を何でも書くだけです。
やり方自体はかんたんなのだけど、問題は続くかどうか。
「大変そう…」「ノート買っても続かなかったらもったいないな…」そんなふうに思ってなかなか手を出せずにいました。
そんな中、たまたま「筆子ジャーナル」の筆子さんのこの記事に出会いました。
実際にモーニングページをやってみた読者さんが「為になったイチオシ記事」としてコメントされている記事でした。
その中で、筆子さんは「書いたらすぐに捨てている」「30日間チャレンジでまずは試してみた」「中途半端に余っているノートやボールペンの消費もできる」「書くことが思い浮かばなかったら、書くことが思い浮かばないということを書く」とおっしゃっていました。
それを読んで「そっか!まずは余っているノートで試してみればいいんだ!」と気持ちが軽くなり、「まずはやってみよう!」と思うことができました。
余ったノートやリフィルはないかな?
というわけで、どのノートを使おうかな?と家の余っているノートをパラパラ。
思考や感情を書き出すということで、きれいに書くことを意識しなくて済むノート、使い道が無くて困っているノートはないかな、と探していたところ、まさに何に使っていいか分からず困っていたものがありました。
フランクリンプランナー(システム手帳)の、使わなかった月の余ったリフィルです。
上質な紙なので、捨てるのはもったいない。けれど、時間軸などのフォーマットがあるので、何に使っていいか分からない。
と、中途半端に保管していたものです。
本当は、思考を邪魔しない、白紙や罫線などのフォーマットがいいんだろうけど…。
今回はお試しだし、使わず捨てるくらいなら、フォーマット無視して殴り書きしても惜しくないな!と思い、余ったリフィルを使うことにしました。
思考も余ったノートも片づいて、一石二鳥
実際、朝浮かんだことを、つらつら思いつくままに書いてみました。
モーニングページを始めたこと、家族のことでモヤモヤすること、頭に浮かんだことを書いていると、自分の頭の中とおしゃべりしている感覚に。
最初は、負の感情は書くことにちょっと抵抗がありましたが、そのうち、私なりの解決方法まで考えが自然に発展していき、モヤモヤしていたことも、書いたら大したことない気がしてきて、ちょっと気持ちも軽くなったり。
気づいたら、バイブルサイズの手帳リフィル裏表3枚分(6ページ)も使っていました。
本当に殴り書きで漢字も潰れているような書き方ですが、フランクリンプランナーの紙質がいいので、すらすら書けて気持ちがよかったです。
今回のこのブログ記事も、モーニングページで書き出したことがベースに。
また、他にもちょこちょこアイデアが浮かんだりもしたので、別のノートにメモしておきました。
頭の中でモヤモヤしていたことがノートに書くことで排出され、その後のやるべきことのみに集中しやすくなった感じがしています。
ちなみに、モーニングページは、書いたら一定期間(8週間が推奨されている)読み返さないそうです。
私はまず今月やってみる、と決めたので、来月の最初にパラパラ振り返って見たいと思います。
その中で、繰り返し出てくる言葉や人が、今の私が気になっていることと分かるみたい。
来月が楽しみです。
思考や気持ちも片づき、余ったノートも使って気持ちよく処分できる、さらに朝のダラダラスマホ時間をモーニングページの時間に充てることで、より気持ちの良い1日のスタートが切れそうでワクワクします。
▽モーニングページのやり方が紹介されている本
▽忙しい時期が落ち着いて、第2の人生について考える時期の方はこちらも