フランクリンプランナーを1か月使ってみた!書いてよかったこと&デメリットを手帳の中身とともにご紹介
「フランクリンプランナーが使いたくて、買いました!」
「7つの習慣が気になって、図書館で借りてみました!」
そんなメッセージが届く今日この頃。
共感してくれる人がいる幸せを感じながら、フランクリンプランナーで毎日自分と向き合っています。
フランクリンプランナーを使い始めて、1ヵ月が経ちました。
今回は、私がフランクリンプランナーを1か月使ってみて、書いてよかったことや自分の中での変化、今後使ってみたいと思う人に、デメリットもあわせてお伝えしようと思います。
フランクリンプランナーの使い方に迷っている方に、参考にしていただけると嬉しいです。
フランクリンプランナーに書いてよかったこと
直感で「使う!」と決めたものの、『行動を管理する手帳』を、「私に使いこなせるのか?」「飽きずに続けることができるのか?」「ほんとうに行動の管理につながるのか?」、最初はドキドキでした。
フランクリンプランナーは、「7つの習慣」に基づいていて、週間目標や日々のTODOの決め方など、手帳の使い方も細かく設定されています。(その通りに使うかはもちろん自由)
▽フランクリンプランナー(手帳)を使うことに決めたわけはこちらに書いてます
自分に合うやり方も考えながら、まずはその通りに使ってみようと思いました。
私が決めた10月の目標は、
「1日の時間を『価値観』を意識して過ごす。朝、目標を確認し、夜、1日を振り返る」です。
まずは手帳に慣れることを目標に、手帳を開いて書くことを楽しもうと思ってスタート。
長い目で育てる手帳にしたかったので、あまり最初から書き方を決めすぎず、少しずつ自分らしくアレンジしていこうと思って使い始めました。
私は、
- 1日のタスクの重要度の確認、終わったらチェック
- 1日のスケジュールをざっくり決め、変更があったら書き直し、記録として残す
- 24時間を、役割ごとにざっくり色分けしてみる
- 1日のテーマ、1日の振り返り(感謝ログ、がんばった事)や、その他メモ
これらを、1日2ページの中に書いています。
これらの中で、特に私が「これは書いてよかった!」と思うのは、
- タスク
- 役割ごとの色分け
- 振り返り
です。
中身とともに、詳しくご紹介します。
①「いつかやろう」のタスク管理
やらないといけないタスクだけでなく、やったほうがいいタスク(第Ⅱ領域…重要だけど急ぎでないもの)も毎日手帳に書き込み、優先度を決めていました。
最初は、「急ぎでないし、できたらいいな」くらいのタスクも、毎回書いていると「そろそろ優先度を上げよう」と思うようになり、月末が近づいてくるとさらに「達成したい」という気持ちになり、なんとか実行に移すことができました。
延ばし延ばしになりがちなタスクも、客観的に把握できました。
ちなみに、私が苦手なのは、健康診断の予約とか、歯医者の予約とか…電話予約系と、水回りの念入り掃除系。
できなかったことも、またタスクとして毎回書くのですが、実行できたら、「過去のデイリーページに書いてきた同じタスクも一気にマーカーで消していく」という仕組みにしました。
「溜めてしまっても、がんばったら、今までのもマーカーで消せて、埋まっていく」というのが、楽しくて、モチベーションが上がりました。
月はじめの頃の、歯抜けのようにポツポツ空いていた白い欄が徐々に埋まっていき、グレーの面積が増えていくのは、オセロをひっくり返していく感覚に似ていて、とっても達成感を感じることができましたよ♪
②役割ごとに時間を可視化
役割ごとの色分けは、24時間を「自分(ピンク)」「仕事(水色)」「家族(緑)」「食寝(グレー)」の何に使っているのかを把握したくて始めました。
それにより、「今日は仕事をがんばったな!」とか、「今日は家族との時間を優先した1日だったな!」「家のことがんばったな!」など、俯瞰して見ることができるようになりました。
まさに、7つの習慣で習った、大事にしたい「役割」ごとに、バランスを取りやすくなったと実感しています。
私はフリクションのマーカーを使い、前日の夜にざっくり色分けしながら予定を立てておき、実際にその通りに行かなかった時間のところはフリクションで消して、実際の行動のとおりに塗り直しています。
こうすることで、あとから何に時間を使ったのか振り返りやすかったです。
③1日の振り返りを言葉にする
1日の終わりに嬉しかったことを中心に右ページに書き込むことで、とても満たされた気持ちになり、「明日もがんばろう!」と思うことができたので、振り返りを書くのもとっても良かったです。
「自分が誰からどんなものを与えてもらったか」感謝ログを3つ、「今日自分ががんばったこと、できたこと」を3つ、書くようにしていました。(2つの日もあれば、たくさんの日もあります)
その日に出会った情報(講座やYouTubeなどから学んだこと)も、かんたんにメモしていました。
空きスペースに癒されるシールをたくさん貼るのも、毎日の手帳タイムの楽しみのひとつでした。
フランクリンプランナーと10月の振り返り
私事ですが、1か月を振り返ってみると、10月の初旬に夫が謎の高熱で、検査の間子どもの学校を休ませたり、しばらく夫も病院通いだったりで、家族のために動くことが多かったんです。
以前だったら、家族のことが心配なのは大前提ですが、反面、自分の時間が削られて、思うように進まないことや自分時間がなくなって心の余裕がなくなることに漠然とイライラしていたかもしれません。
でも、フランクリンプランナーで、自分の行動を俯瞰して見れていたので、なんと、気持ちがイライラしていた日が1日もなかったんです!
夫が回復してからは、ちょっとだけダラダラと気持ちが復活する時間を取って、そこからは最初に立てた目標やTODOに向けて、集中してがんばることができ、とても充実感を得ることができた1か月だったと思います。
何より、イライラしたり、ミスしたり、できなかった自分を責めたり、などといった、気持ちが落ちることがなく、穏やかに過ごせたというのは、1か月経ってみて自分でも驚いています。
この積み上げが、私の人生を作っていくんだと思うと、すごくワクワクしますね~。
時間を効率よく、時短する!というよりは、実行するペースは緩やかだったとしても、確実に、自分が納得する時間の使い方ができるようになる、そんな手帳だと感じています。
フランクリンプランナーのデメリット
1か月使ってみて、私の思うデメリットも挙げておこうと思います。
まず、ひとつめは、とにかくリフィルが高い…!
フランクリンプランナーのリフィルは「オリジナルリフィル」「7つの習慣リフィル」「ユニバーサルリフィル」と3種類あり、それぞれ紙質とデザインが違います。
「1日2ページのデイリーリフィル」の場合、オリジナルが5,000円台、7つの習慣が7,000円台、ユニバーサルが6,000円台。
いちばん安くても5,000円以上。しかも私が選んだ7つの習慣リフィルの値段よ…
その中で、なぜ私が7つの習慣リフィルを選んだかというと、「マンスリーが月曜始まり」「色がかわいい」「7つの習慣の言葉が毎日記されている」「7つの習慣のまとめが付いている」という点。
初めてのフランクリンプランナーなので、まずは正規のもので自分が気に入ったものを使ってみたい、という気持ちがありました。
実際使い始めて思ったのは、「慣れてきたら、専用のリフィルを使わなくても7つの習慣は実践できそう」ということ。
あと、私の場合は、現在マンスリーをスケジュール管理ではなくログとして使うことにしたので、「だったら、日曜始まりのオリジナルリフィルでもよかったな」ということ。
(※オリジナルリフィルは日曜始まりで候補から外したんですが、マニアックすぎる情報なのでスルーしてください)
このあたりは、まだ今後も使い方が変わるかもしれないので、今の気持ちということで。
▽使って半年後のマンスリーの使い方はこちら
でも、「すごくいい手帳を使っていて、それにより自分の頭の中や気持ちが整理しやすくなった」とものすごく感じているので、満足度はめちゃくちゃ高いです。
妥協してたら、たぶん途中で言い訳が出てくることを知っているので。
ここはお金のブロックで妥協しなくてよかった!と感じているところです。
それから、もう一つのデメリットは、「正解を求めたい人には苦しいだろうな~」と思うことです。
そもそも、7つの習慣で第1の習慣として「主体的である」というのがあり、「自分の人生は自分で設計する」ということを提唱されています。
手帳の使い方もそうですが、フランクリンプランナーは「価値観」のワークなどもたくさんあり、すごく時間を使って自分で答えを出していくことが必要になります。
私は、自己分析とか、暮らしをどうやって整えていこうか考えること自体にワクワクするタイプなので、めちゃくちゃ楽しいです。
ライフオーガナイズに興味のある方、自分であれこれ試行錯誤するのが好きな人なら、かなりワクワクする手帳なんじゃないかなと思いますが、反対に、「決めてほしい、決まった事ならできる」タイプの方は、ちょっと難しく考えて手が止まってしまいそう。
なので、自分で試行錯誤しながら、ゆっくり育てることを楽しむぐらいの感覚の人でないと、続かなそうだな、と思いました。
というわけで、フランクリンプランナーを1か月使ってみて、書いてよかったことや感想、今後使ってみたいと思う人に、デメリットもあわせてお伝えしました。
フランクリンプランナーの使い方に迷っている方に、参考にしていただけると嬉しいです。
▽7つの習慣リフィル2024年9月~はこちら
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