増えすぎたおもちゃどうする!?子どもも楽しく選べる、おもちゃの見直し「ランキングお片づけ法」とは?
12月と言えばクリスマス。
お子さんのおもちゃも増え、楽しい、嬉しい時期でもあるとともに、「おもちゃが増えて片づかなくて困る」という親の悩みもつきものです。
そんな方に、ぜひ試してほしい、おもちゃが届く前にできるおもちゃの整理方法があります。
かつてのわが家の状況
定位置に戻すお片づけと違って、「いる、いらない」を分けるおもちゃのお片づけは、お子さんが「どれもいる~!」となって、どうやっていいか分からず悩まれてる方も多いように思います。
わが家は、誕生日やクリスマスに私達からプレゼントし、また両祖父母からもプレゼントをいただくので一気におもちゃが増えます。
特に、子どもたちが小さい頃は、お正月や子供の日にもおもちゃを買ってもらったり、ガチャガチャやハッピーセットのおもちゃなどもたくさんありました。
私自身、おもちゃの整理には頭を悩ませていました。
さらに頭を悩ませたのが、兄妹でおもちゃへの執着度が全然違ったこと。
執着心の強い息子には「おもちゃ、こんなにあるのにどうして手放せないの・・・」とやきもきしていた時期もあります。
幼稚園の頃から、いろんなお片づけ方法を試し、挫折し、を繰り返してきました。
そんな私が、試行錯誤の末行きついたのは、子ども自身に大事なおもちゃの大事な順番を決めてもらう『ランキング法』です。
この方法なら、性格の違いに関係なく、子供の力で選ぶことができる!そして、無理なく手放せる!という方法にたどり着いたので、これからご紹介しようと思います。
ひとつ、大切なのはお子さんに「おもちゃがあふれてきたから見直す」ということが伝わっている事、タイミングとしては、おもちゃが増えるウキウキしている時期がおススメです。
ランキングお片づけ法のやり方
この方法は5歳~小学生くらいのお子さんのおもちゃの整理におススメの方法です。
■用意するもの
紙と鉛筆や好きな色のペン
■ステップ
①子供1人1人に、紙と鉛筆やペンを用意してもらいます
楽しい事をするので、好きな色のペンを使うのもおススメ!
②そこに、自分が持っているおもちゃ、ゲームなどを思いつくだけ書き出してもらいます
【ポイント】
箇条書きでリストアップしてください。
親は、その様子を観察。「あれもあるよ」などの口出しはNGです。
どういう順番で書き出しているのかな?と観察してみるとおもしろいですよ。
勢いよく書くモノは、とっても大事なもの!でもこの時点で、存在を忘れているものは、もう手放し予備軍かも!?
③大事なモノをランキングにしてもらいます
リストを見ながら、順位を付けてもらいます。10位以下のモノは、そろそろ手放す事を誘導します。
【ポイント】
大事なモノから選んでいく事が大切!捨てるモノ探しではありません。
あまりたくさんの種類は、子供自身での管理や普段のお片づけが難しくなる為、持つ量は10位くらいまでがちょうどいい目安ではないかと思います。
11位以下も、すべてを処分しなくても、このグループのうちの何個か手放そう、など、一部減らしたり、誰かに譲るという方法があることも伝えます。
スペース上難しければ、10位より下はお母さんが持っておくね、と1軍おもちゃと2軍おもちゃを分ける提案をしてみるのもいいと思います。
この間、子供なりにたくさん考えて頭の中を整理していきます。この頭の中の整理がとっても大切です。
ここまでは、必ずお子さんと一緒にすることがポイントです。
④1位から順番に、配置していく
ここからは一緒に作業してもいいし、お子さんのやる気がなかったら親が変わりに作業しても大丈夫です。
大事なものランキングで、親と子供で価値観が共有できている事が大切。
余裕がある方はお子さんと一緒に作業すると楽しいですよ。
配置したら、線で消していきます。
【ポイント】
ランキングの1位から順番に収納場所を決めるのがポイント。
よく遊ぶおもちゃは出し入れしやすい場所に収納しましょう。
ランキングお片づけ法のメリット
よくやってしまうのが、いきなり全出しして「さあ片づけよう!これいる?これいらない?」みたいなやり方。
これだと、結局作業途中で親も子も途方に暮れて疲れ果ててしまいます。
片づける前に頭の中の整理をすることで、全出ししても作業がサクサク進むようになりますよ。
それから、この方法は「親の価値観」と「子供の価値観」をきちんと分ける事ができます。
高かったもの、誰々からもらったものなどの「親の価値観」を手放したら、すごくラクになります。
お子さんが何を大事にしているのか、落ち着いた場所でリアルな意見が聞けるので、「お母さんが勝手に捨てた!」なんてことも防ぐことができます。
子どもの性格によって臨機応変に
うちの息子は、どれもこれも大切で捨てたくない!あげたくない!と幼稚園の頃のおもちゃすらも本当に数年前まで手放せないような子でした。
でも、年齢と共に、最初はいとこに譲る、からできるようになり、今は「本当に自分がよく遊ぶもの」を残して他を手放していけるようになりました。
なので、そういう子はちょっと大変かもしれないけど、このランキングを繰り返していく事で、必ずふんぎりがついて、手放す事ができるようになると思います。
小6の現在は、「これとこれとこれがあれば、あとはもういい」と本当に大事なもの以外はすんなり手放せるようになっています。
収納場所も限りがある事実はきちんと伝えて、あとはできるだけ上位の大事なものに目を向け、お子さんの大事だと思う気持ちを共有してあげることで、親子の信頼も増すと思います。
それから、ものに関心がなく勝手に処分しても何も言わないというようなお子さんの場合も、ランキングお片づけ法はおススメです。
なぜかというと、「自分で選ぶ力」が育まれるからです。
これから生きていくうえで、自分で選択する場面がどんどん出てきます。
お片づけは選択の連続ですので、選択力をつけるいい機会になると思います。
これからクリスマスに向けて、新しいおもちゃにワクワクしているころだと思います。
この機会に、新しく増えるおもちゃと、今持っているおもちゃを含めて、『ランキングお片づけ法』、ぜひお試しくださいね♪
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