クローゼットの収納術!すっきり整えるために見直すといいこと&片づけ収納のコツまとめ
洋服や小物を収納するクローゼット。
「ちょい置きの洋服が溜まってごちゃついてしまう」
「洋服を買うのは好きだけど、手放すのが苦手でパンパンになっている」
「洋服の枚数はたくさんあるのに、着たい服がないと感じる、または同じ服ばかり着ている」
クローゼット収納のお悩みあるあるですよね。
洋服は自分を表現するものだと思うので、そんな洋服を収納するクローゼットも、お気に入りの洋服が分かりやすく収納されていると気持ちいいだろうな、と思います。
というわけで、今回は、毎日使うものを使いやすく、自分らしいクローゼットを作るためのクローゼットの整え方や片づけ・収納のコツをご紹介します。
クローゼット収納3つのコツ
まずは、クローゼットを「使いやすくするための収納のコツ」からお伝えします。
「オンシーズン」と「オフシーズン」で収納を分ける
クローゼットに限らず、収納は、「使う」目的で考えるところと、「保管」目的で考えるところで、収納方法を変えていく必要があります。
クローゼットは、「オンシーズン」と「オフシーズン」の洋服があるので、「使う」と「保管」両方を考える必要があります。
分けて管理できるようになると、毎日の取り出しやすさがグンとアップしました!
ちなみに、季節の変わり目に行う「衣替え」は、それらの収納方法を入れ替えること。
衣替えは面倒だなぁというイメージもありますが、そのシーズン中、クローゼットの片づけやすさの基盤になるので、時間を取って行いたいですね!
現状が、「オンシーズン」と「オフシーズン」の洋服が混ざってしまっている…という場合は、まずは分けてみるだけでもいいのでぜひやってみてください♪
クローゼットの「適正量」を知る
オンシーズンの洋服に関しては、「使う」ことを目的に収納することが大事です。
なので、どれくらいの空間にどれくらいの量を収納することができるのか、知っておくと使いやすさにつながります。
ハンガー収納の場合は、ハンガーとハンガーの間に指が入るくらい(1㎝くらい)のゆとりがあると、取り出しやすく、戻しやすいです。
↓ポールの長さからハンガー数を計算する方法はこちらも参考に
畳んで収納する場合は、取り出す時に反対の手をちょっと添えれば取り出せるくらいのゆとりがあるのが理想です。
まわりをぎゅっと押さえないと取り出せない、または、一緒に他の洋服も飛び出てくるのはちょっと詰め込みすぎ…
「保管」目的の収納は、ぎゅうぎゅうに詰め込むのはOKですが、「使う」目的の収納は、「ゆとり」が使いやすさに直結します。
ゆとりがあれば、洗濯後に片づけるときもラクになりますね!
おうちの間取りや家族構成によって、洋服に使える収納スペースは変わってきますので、「収納するための空間の大きさと、出し入れしやすい枚数」をぜひチェックしてみてくださいね。
▽洋服の整理をしたいときの片づけの手順はこちら
「ハンガー」を統一する
クローゼット収納をワンランクアップさせたいときにおすすめなのが、ハンガーの統一です。
ハンガーを揃えるメリットはこちら。
- 見た目に統一感が出る
- 省スペース化が叶う
- 型崩れを防げる
- こだわって選ぶと気分が上がる
- 使用感のばらつきがなくなる
- 洋服が増えにくくなる
私自身、ハンガーにお金をかけるのは贅沢だと思っていた時期もありましたが、思い切ってちょっといいハンガーに揃えてから、明らかにクローゼットの管理に意識が向くようになりました。
統一されたハンガーがゆったり並ぶ姿はすごく美しいと感じたし、洋服も喜んでいるように見えました。
初期投資はかかりますが、暮らしの質も使い勝手も確実に上がるので、ハンガーの統一はおすすめです。
↓わが家の愛用ハンガーはこちらの記事でご紹介しています
洋服を増やしすぎない3つのコツ
次に、「クローゼットがパンパン、または洋服はたくさんあるのに着たい服がない…」というときにチェックしてみるといいことをお伝えします。
先ほどのハンガーの統一も洋服の増えすぎ防止におすすめですが、他にも増やしすぎないコツがありますのでご紹介します。
衣替え時期に洋服を見直す
衣替えと聞くと、「めんどうだな~」と思うかもしれませんが、衣替えは、オンシーズンとオフシーズンの洋服の入れ替えをするだけではありません。
新しいシーズンが来たら、新しい洋服を購入する人も多いと思います。
その新しいシーズンに、どんな洋服を持っていたいか考えながら、手持ちの洋服を見直していくのがおすすめです。
「まだ着れるから」という基準ではなく、「このシーズン(来シーズン)着たい?」と考えながら整理していきます。
普段から洋服の整理に向き合うのは難しいと思うので、時間を取って行う衣替えのタイミングでしっかり洋服の持ち方とも向き合っておくと、なんとなくで置いておく洋服の枚数は確実に減るのでおすすめです。
↓衣替え時の洋服の見直し、具体的なやり方はこちらの記事でご紹介
本当にお気に入りを必要なだけ買う
クローゼットの片づけのみでなく、他の片づけにも共通することのひとつに、「本当にお気に入りを必要なだけ買う」ということがあります。
「片づけ=手放す・捨てる」というイメージがあるかもしれませんが、実は「買う・家に入れる」ときの意識も大事なんです。
特に洋服は、シーズンごとだったり、セール時期だったりと、「買う」タイミングが他のものとちょっと違うんですよね。
さらに、「お得」に感じやすかったり、「ストレス発散」で買ってしまう代表的なものでもあります。
気づいたらクローゼットはパンパン、でも着たい服がない…という人は、もしかしたら「買うとき」の意識から変えてみるといいかもしれません。
私も、シーズンごとに買い足すことは楽しみたいので、本当にお気に入りを必要なだけ買うことを意識するようにしています。
似たような洋服ばかり買ってしまい、いざ必要な場面で着る服がない…!といったことを防ぐために、シチュエーションごとに、どれくらいの割合で洋服を持っていれば大丈夫なのか、書き出してみるのもおすすめです。
また、自分に似合う服かつ、お気に入りの洋服選びは、骨格診断やパーソナルカラーを参考にしたり、プロの「スタイリングサービス」を利用してみるのもひとつです。
↓40代で骨格・パーソナルカラー・顔タイプ診断を受けてよかった3つのことはこちらから
↓自宅で試着してから購入できるスタイリングサービスが便利です
↓無料診断もおすすめ!
自分に合う手放し方を知っておく
洋服の整理でありがちなのが「どうやって手放せばいいか分からないからそのまま置いている」ということ。
特に洋服の整理に慣れてない人は、「捨てる」ことに抵抗があり、でもリサイクルの方法もよく分からないとそのままにしてしまったり、「部屋着にしよう」と置いておく理由を作ってしまうことも。
洋服の管理も、体と同じで、「入れたら出す」は避けて通れません。
洋服もたまにはデトックスしないと、クローゼットがパンパンになっちゃうんですね!
自分がいちばん負担なく手放せる方法を知っておくと、出すときもスムーズです。
手放し方は、
- 自治体のゴミ捨て場へ捨てる(手間・時間なし、費用なし)
- 使ってくれる人に譲る(聞く手間・保管場所必要、費用なし)
- リサイクル回収に出す(調べる手間・持って行く時間必要、費用なし)
- リサイクルショップで買い取ってもらう(保管場所・持って行く時間必要、多少の収益あり)
- フリマアプリで出品する(保管場所・出品&梱包発送の手間と時間必要、収益あり)
- 寄付する(調べる手間・保管場所・手続き・費用必要)
といろいろな方法があります。
どれがいい、悪いということはないので、ご自身の生活スタイルや価値観に合わせて、自分が納得いく方法で手放せるといいですよね。
最近私が使っているのは自宅まで回収に来てもらえる宅配買取サービスです。
↓ブランディア宅配買取レポはこちら
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クローゼットにおすすめの収納用品
最後に、クローゼットを整えるときに役立つおすすめのアイテムをご紹介します。
MAWAハンガー
型崩れしにくくスタイリッシュなハンガーとして有名なMAWAハンガー。
滑り止め加工されているので、柔らかい素材や滑りやすい素材の洋服におすすめです。
肩の跡もつきにくいので、私は洗濯時からMAWAハンガーを使って干し、そのままクローゼットに戻しています。
洋服を取り出すときに、するんと滑るほうがいいという人には向かないのでご注意くださいね!
TAYAハンガー
Tシャツやカットソーなど、襟を伸ばしたくない洋服をするっと掛け外しできるTAYA Tシャツ用ハンガー。
アパレルのディスプレイ専門のハンガー屋さんが作っているオリジナル商品ということで、見た目もスタイリッシュ。
おうちのクローゼットの見た目もこだわりたい方におすすめです。
キッズサイズからあるので、お子さんの洋服収納にもおすすめです。
無印良品 ポリプロピレンケース
畳んで収納する洋服や、オフシーズンの洋服の収納におすすめな「無印良品」のポリプロピレン衣装ケースやクローゼットケース。
奥行や幅などサイズ展開も豊富で、空間に合わせてカタログや公式HPでシミュレーションもできるので、揃えたり買い足したりしやすいのがおすすめポイントです。
Fits 収納ケース
丈夫でたわみにくいのは「天馬」のFitsシリーズです。
長く使えるいいものを、という人におすすめです。
IKEA SKUBB
オフシーズンの洋服を保管したり、バッグや小物の収納におすすめなのが「IKEA」の「SKUBB」です。
軽くて持ち手が長いので、上棚などに置いておきたいものにぴったりです。
バッグハンガー
バッグを省スペースで収納できるバッグハンガーもおすすめ。
クローゼットの収納は、洋服の収納術だけでなく、買い方や手放し方まで考えながら見直すのがおすすめです。
いきなりすべてを整えるのは難しいですが、何かひとつでも意識してみると、理想のクローゼットに近づいていくと思います。
クローゼットを整えるヒントになると嬉しいです。
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